簡単な依頼文を打ち込むだけで、文章や画像、旅行のプランまで出力してくれるAIは、今や私たちの生活になくてはならない存在です。
その一方で「AIに仕事を奪われるのでは?」「AIの言うことって全部正しいの?」という疑問や不安を感じている方もいるかもしれません。
今回は、岡山を拠点に最先端のAI開発を行う株式会社アイティーシーの東村さんに、AI開発の仕事や適切にAIを活用するコツを伺いました。


岡山県立大学人間情報工学科4年生。IT系企業に就職予定。
目次
AI開発ってどんなことをしているの?
ソリューション事業部でAIの開発を行う


Data Analytics事業部ではAIアルゴリズムの開発とデータ分析を行っています。特に、自然言語処理と数値分析モデルの構築に強みがあり、chatGPTを利用したソリューションの提供や利活用のための調査・研究検証も実施しています。
Data Analytics事業部での研究開発がソリューション事業部にも活かされていて、システム開発の現場力とAI・データ活用の先進技術を組み合わせ、人とAIが共生する社会の実現を目指しています。




機械学習モデルの実装時に使用するプログラミング言語は、Python*が多いです。こうした目的に対する機械学習モデルの実装こそ、当社の強みだと考えています。
*Python・・・Web開発や機械学習モデルなどで使われるプログラミング言語のひとつ。

アイティーシーさん作成資料より
AIの機械学習モデルの具体例






岡山を拠点にしたニアショア開発と若手育成が強み
ニアショア開発で岡山から高品質なAIモデルの提供を実現


*ニアショア開発とは・・・都市部の企業が地方の企業にシステム開発を委託すること。


ニアショア開発では、コストを抑えつつ日本語あるいは英語で意思疎通ができる私たちのような国内企業が対応するので、結果として契約を継続していただきやすいと考えています。


岡山と東京の仕事を受けながら人材を育成し「地方創生」をはかる




地元の大学生とチームを組んでお仕事をする「OI-Start」

岡山大学で行われたTEDxイベント


岡山県在住の学生さん・企業の若手社員・ベテラン社員がチームを組み、他の企業から案件をいただいて実務にあたります。若手の育成や学生の経験の場になっていますね。
*OI-Start・・・「おかやまデジタルイノベーション創出プラットフォーム」の略称。県内の企業の魅力や生産性の向上、若者の育成および県内定着などを目的として、産学官連携によるデジタル技術を活用したイノベーションを創出する。




最近はあらゆる分野で「AIを開発・活用していこう」という機運が高まっていますよね。この取り組みも、「自分たちの分野にあるこの課題を解決するために、どんなAI技術が使えるだろうか」という、現場の具体的な問題意識が発端になっていると考えています。
AIと共に働くということ
AIは人間の仕事を奪うのか?

岡山県立大学での講義










人間が責任を持ってAIをチェックしながら使う姿勢が不可欠






作者:平松依里子
(編集:森分志学/執筆:小原宏美)


入社4年目、ソリューション事業部所属。現在は画像解析を専門にしている。