家に帰って、ほっと一息。休日は、自分の部屋でまったり。そんな「暮らしやすさ」は、私たちが普段目にすることができない「建材」から生まれています。DAIKEN岡山工場では、住宅や事務所、店舗、公共物件などに使用される天井材・壁材が生産されています。建材を通して快適さと持続可能性を追求する先進的な取り組みを、大学生の守屋くんが取材してくれました。
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創業以来、建材の可能性を超え続けてきたDAIKEN


総務経理課所属。2003年入社で社歴22年目。製造部門を経て、2017年より総務を担当。備品管理から給与計算まで幅広くカバーする縁の下の力持ち。趣味は野球とゴルフ。岡山工場の野球部監督としても活躍中。

岡山県立大学の3回生。スポーツ工学を勉強中で、スポーツはもちろん、教育や福祉など広い分野に興味津々。「多くの人にとって生活の一部になるようなものの開発に関りたい」という将来の夢を持っている。
廃材を活かした、未来を想うものづくり



例えば、皆さんの住んでいる家には、大工さんや住宅メーカーさんの手を渡って、壁や天井、床などに当社の製品が使われているかもしれませんね。


現在では「資源を大切に」というと当たり前に聞こえますが、弊社には資源の有効活用を重んじる精神が80年前からあったんです。





また、資源を無駄なく使う姿勢も創立以来一貫しています。例えば、古い家などを解体したとき木質材料が発生するのですが、これを木質ボードの原料に使用します。原料にできない木質材料は、燃やして高温の水蒸気を作ることで、製品を乾燥するための熱源として利用しています。
企業の節目に考える「本当の心地良さ」とは



環境に配慮したものづくりによって、人々の暮らしと未来を支える企業でありたいという思いを込めたフレーズです。


産官学連携で地域の企業や学生さんたちと協力し、新たな環境配慮型の技術や製品を世界へ発信するのが目標です。限られた資源を大事に使い、「地球にいいことをしているんだ」と社員が誇れる製品づくりと、グローバル市場への発信を続けていきます。

珍しい?でも納得!工藤さんのキャリアステップ
幅広い分野で「人」と「知識」に関わる立場










製造業務から総務に抜擢されて気づいたこと




ミスをしてしまっても正直に報告し、先輩と一緒に改善策を考えることで、総務としての自信と責任感が育まれました。

会議中の工藤さん


気になる企業を見つけたら、しっかりと深堀りを



僕が就職を考えた時期には、野球部の先輩がDAIKEN岡山工場にいて、やりがいや苦労した点を詳しく教えてくれました。気になる企業があればしっかり深掘りして、自分の納得のいく選択へつなげてください。


自分の考えや感情をうまく言葉にできないと、誤解や衝突が生まれることもあります。コミュニケーション力があれば、分からないことも聞けるし、仲間と協力していい仕事ができ、自分に自信を持つこともできます。ぜひ、感情を上手に表現する練習をしてみてください。社会に出てから大きな力になりますよ。
(編集:森分志学/執筆:杉原未来)
DAIKEN株式会社岡山工場 工場長。倉敷市出身で、1997年に入社。大阪・茨城・東京を経て、現在は岡山工場工場長として4年目を迎える。休日は自宅の庭の草むしりや家の手直しなど、家のメンテナンスでリフレッシュするのが定番。