皆さんが普段目にする自動車。そして自動車を販売しているお店。自動車の販売・整備はもちろんのこと、地域とともにある店舗・会社を目指して、様々な取り組みを会社をあげて行っている岡山トヨタ自動車株式会社。
岡山トヨタ自動車株式会社から、自動車整備の仕事をしている松田さんと営業本部で店舗企画などを担当する小野さんをお招きし、お話を聞いた模様をご紹介します。
営業本部 営業統括室 教育・店舗企画グループに所属。
NPO法人だっぴの代表の人。今回は、企業の人から話を聞く役として登場。
目次
松田さんのお仕事
自動車整備の仕事
自動車整備もチームで
当社では社内コンクールが開催されていて、県下14拠点の代表が集まって技術を競います。点検のスピードや作業の正確性、整備だけではなくお客さまの応対などの採点基準があります。
2年前に私の後輩が出場するということで、日々練習をしていました。自分も二人三脚となって臨んだ結果、後輩が優勝したときは本当に嬉しかったですね。
岡山トヨタ=チームとしてお客さまをお出迎えしている意識で仕事をしているので、団体スポーツですかね。みんなで連携してより良いものを作っていくようなイメージです。一人で黙々と作業をしないといけない場面ももちろんあるので、一概には言えないんですけれども。
一人一人の組み合わせによって、お客さまへの安心安全を提供していくという意味で、団体スポーツなのかなと。
岡山トヨタ自動車の行う地域づくり
ショールームのマルシェ
とあるお客様がコロナ禍でお客さまの作った商品を売る場所が減ってしまったという困りごとを営業スタッフが聞いて、それをきっかけに「じゃあ、その商品をうちのショールームで売りませんか」と提案して、マルシェという形でお客様の商品をショールームで売るということが始まりました。
最初は1店舗での取り組みだったのですが、だんだんと他の店舗にも広がり、今では継続的に月1回開催している店舗もあります。
COOL CHOICE宣言や防災活動
SDGsに取り組もうと言っても、まず何をしていいか分からないし、「自分がやらなくても誰かがやってくれる」って思ってしまう。COOL CHOICE宣言として1人1つ宣言することによって、自分事として始めていくことを明確にして、SDGsの達成に向けての行動が一人一人できるようにしています。
車から電源を取って、ポットでお湯を沸かしたり、電子レンジを稼働したりできるんです。そうした車の災害時の活用方法や実演をして、いざというときに役立ててもらう取り組みもしています。
なぜ地域づくりを行うのか
スタッフ一人一人の人柄からお客様との輪を広げていって、お互いに頼り頼られる関係といいますか、お客様とスタッフが一緒になって何か新しいものを作って地域に貢献できればと思って取り組んでいます。
松田さんにとって仕事とは
成長させてくれるツールとして自動車整備もそうですし、岡山トヨタ全体の仕事を通して自分を成長させていくイメージです。SDGs宣言の中心メンバーの中に僕も入れてもらって、そうした活動も成長の糧になると感じています。
編集:森分志学
本記事は、岡山の高校生と企業の大人がつながるオンラインイベント「SDGsオンラインチャンネル You Make Okayama」での対談記録をもとに執筆しております。
勝山高校を卒業後、20歳に岡山トヨタ自動車に入社。自動車整備を担当。趣味は休日にゴルフを楽しんだり、コーヒーを豆からひいて、ゆっくり流れる時間を楽しんでいたり。