• #若者の問い
  • #就職活動

とことんトーク! 東京で働く?地元で働く?

皆さんは、働く場所って気にしたりしますか?
岡山の大学生と東京で働く会社員たちで、東京で働くことについてあれこれ考えてみました。

【登場人物紹介】

まずはじめに、今回のトークに参加したのはこんな人たち

 

★アヤメさん(黒川 彩芽)
岡山生まれ岡山育ち。岡山大学グローバルディスカバリープログラム3回生。地元・岡山が大好き!就職活動のタイミングもあって、東京で働くか地元で働くか、あれこれぐるぐると考え中……。

 

★ノゾミさん(渡邊 望美)
東京生まれ東京育ち。楽天グループ(以下、「楽天」)で働く社会人2年目。学生時代に留学したアメリカでIT企業に興味をもって「面白い経験ができそう!」と就職を決意。「これをやりたい!」という明確な目標はまだまだ探し中……。

 

★マキさん(鈴木 満貴)
名古屋出身の東京暮らし。広告制作会社でデザイナーとして働いた後、転職して楽天の「楽天デザインラボ」に参加。仕事では「デザイン」を軸にして、自分のスキルや経験をどんどん高めていこうとがんばり中!

 

★シガクさん(森分 志学)
NPO法人だっぴの代表の人。今回は聞き役なのであまり出ませんが、たまにポツリとつぶやきます。

 

【あれこれ考える】

地元は大好き、でも東京も気になる

今日はよろしくお願いします!私は今、就職を考えるタイミングで、東京、大阪などの県外で働くか、地元で働くか、をまず考えたんです。私は地元岡山が大好きで、岡山に何もないとも、ポテンシャルが無いとも思っていません。だけどその一方で東京に出てみたいなということも思ってしまって。

でも、「地元のことを盛り上げたい!」と思う気持ちと「東京で働いてみたい!」という気持ちも強くあって、どう考えたらいいんだろう?というところを皆さんに聞いてみたいです。

私自身は東京出身なので直接的に答えるのが難しいんですけど……同期入社で地方から来ている人は、東京に腕試しにくるような印象があります。他の会社はわかりませんが、結構、志の高い方、ハングリー精神のある方が多い印象です。地元や他でも働き口はあったけど、やっぱり東京に出てきて、自分の位置を確かめてみたいという方々がまわりにいました。
私は、地元から東京へは仕事のために出てきました。職場には、東京育ちの人ともいれば、地方から出てきた人も多くいて、その中で一緒に仕事をしながら共通の目標に向かって切磋琢磨し合える同志できたことはよかったことです。あとは、東京にでてくることの良い点として、第一線で活躍している人の仕事を肌で感じて吸収できることは大きいと思いますけどね。
そうですね、でもそこにはむずかしさはありますよね。私は東京に行けば高いモチベーションの人たちとつながれるか、というとあまりそうは思わなくて、むしろ難しいと思っているんです。イメージなんですけど、「つながりやすさ」という意味では、地域とか地元愛とか何か強い共通点があったほうが強いネットワークになると思います。東京はそのあたりが少し薄い印象ですね。
それはあるかも……良くも悪くも自分次第なところはあるので、何もしなくても安心してつながっていられるような強いつながりは頑張らないと生まれにくいかもしれませんね。そういう意味ではちょっとした孤独感もありますね。

 

「自分」のために会社を使う

なるほどなるほど! でも、なんだかんだ東京にはいろんな成長や発見のチャンスがあるっていうのもあると思うんです。私は最初は大学入ったときもそうだったんですけど、やる気満々でいろいろやりたいと思って始めるんだけど、結局の目の前の勉強やバイトで忙しくなっちゃって……最初のイメージとずれてきちゃう、なんてことがよくあるんです。たとえば、東京で成長するために、冒険したり新しい挑戦をし続けるコツとかがあれば教えてもらいたいです。
冒険ですか~うーん……私は占いが好きで「ゲッターズ占い」もよくやるんですが(笑)、それによると私は「小心者の冒険家」らしいんです。それがけっこうしっくりきていて、心の底では残業なんかしなくて定時で帰れる仕事をして穏やかな生活を送りたいという気持ちもあるんです。

でも思い返すと夜通し仕事をしていたり。何かをしていないと落ち着かないのか、結果的に冒険の道を選んでるような気がします。たとえば、激務と言われる広告制作会社に入ったのも冒険といえば、冒険なのかも。

私もまだ入社して2年ということもありますが、体が元気なうちは働きたいなと思っています。まだ経験が浅い今みたいな時期は吸収できることを吸収するためにもガシガシ働きたいですね。

冒険という意味では……けっこう会社の中にも冒険のチャンスはあって、楽天はわりと冒険しやすい環境ですね。たとえば今回、だっぴさんと一緒にやらせてもらっているこの活動(Rakuten Social Accelerator)も私にとっては冒険の一環ですね。

ああー、なんか会社の中で冒険するっていう考えは私の中にあまりなかったかもしれません! 自分が成長するためには、仕事以外の場所にどんどん出て行っていろんな意識を持っている人や団体とつながって……みたいなのをイメージしてました。

なんというか、会社って大学みたいに選んでいいんだなって思いました。私の中では「仕事=会社のために働く」とイメージでしたが、会社の利益のために知恵を絞るというよりは「仕事=自分の成長のために働く」という考え方でも大丈夫、っていう感じですよね。

 

マキ&ノゾミ  うんうん、それでいいと思う!

 

私は心のどこかに「会社に頼らなくても生きていけるようになりたい!」という気持ちがあって、会社で経験できることはたくさん経験して自分の強みにしたいと思っています。今この場所で吸収できることは、なんでもやっておこうという気持ちですよ。
私は楽天に入社したとき、人事の方からズバリ「楽天を成長や目標の踏み台にして良いよ」って言われました(笑)。でも本当に社内でも、転職に対してネガティブな空気はなくて、中には転職したあとに戻ってくる人もいたりします。

だから、この会社で吸収できることは会社に頼ってガッツリ吸収して、参加できるものには手を挙げて参加したいなと今は感じています。私にはまだ「これ!」というものがない分、「いろんなものに触れたい!」という気持ちが原動力になっている感じはありますね。

 

地元が好きだから、東京で働く

東京でキャリア形成することとその後、地元に帰って地域で生きていくってことが両立するのかなと思うのですが、マキさんは就職するときにどれくらい自分の地元のことを意識しましたか?
そうですね、あまり意識はしていませんでした。それより「これがやりたい!」という気持ちが強かったです。もしかしたら、どこかのタイミングで「地元で何かしたいな」と思うかもしれないと思いつつ、まずは、チャレンジして自分の視野を広げないと、そんなことも考えられないと思いました。

なので、明確に「ここまで成長したら地元に帰って頑張ろう」とかは考えていませんでしたよ。私からしたら、地元のことをしっかり考えている今のアヤメちゃんがすごいです(笑)。

いやいや……でも、私が悩んでいた理由は「地元を幸せにしたい」という思いが大きすぎたからなんだとマキさんとノゾミさんと話していて気づきました。それができる自分になるためには、岡山でも東京でも「自分の成長」を軸にして考えながら就職活動をするのが良いんだろうなと思いました。
アヤメちゃんの中で「東京で働く」っていうことはどういうふうに変わったの?
「東京で働く」=「東京に行く」=東京に移住するという感覚だったので、行ったら行ったっきり地元には戻ってこないような感覚だったんですが、それが大学選びみたいな感覚でいいんだなと思えたことが一番大きな変化だと思います。「地元を幸せにするために必要な成長」のために「東京で働く」という選択肢があっていいんだよな~、と気づきました! セラピーでも受けたかのように、スッキリしました。(笑)今日は本当にありがとうございました!

 

マキ&ノゾミ  こちらこそ、ありがとうございました~!

 


……「とことんトーク!東京で働く?地元で働く?」、いかがでしたか?
ここでいったん本編は終わりなのですが、実際の対談では終了後も3人にトークはいろんな方向にいったりきたりで大盛り上がりでした。ここから先はそのフリートークの様子(の一部)をちょこっとご紹介!
よければお付き合いください!


 

【アフタートーク】

就職後のライフプランについて

ライフプランについて、悩んだりしたことはありますか?結婚とか具体的なことはまだ全然想像できていないのですが、割と大きな問題として出てくるからみなさんはどのように向き合っているのかなぁと。
あるある~、現在進行系ですね(笑)社会人を5年くらいやってると、リアルに考えなくちゃならなくなって。子どももほしいってなるとある程度そこにも時間がさけて、自分がやりたいことだけでなく家庭を優先できるような会社の選び方になったりとかもありますよね。
私はまだ全然考えられてないです(笑)

ただ、親からは私みたいに出身地と働いている場所が同じ人はすごいラッキーだとは言われましたね。私の母は沖縄出身なのですが、母以外の兄弟は全員沖縄に残る選択をして、母の両親や親戚の助けを借りながら子育てを行うことができたらしいのですが、私の母は仕事のために上京することを選んだので、私を育てる際に親族からのサポートがなく苦労したという話は聞きましたね。

そういう意味では、私は東京で生まれて今も東京で働いているので、もし子育てするとなってもある程度サポートしてもらえるという意味でラッキーかなと。

子どもを産むときは実家のそばに住んでおきたい、というのはよく聞きますよね。最近はリモートワークも定着してきたし、それでどうにかなる問題でもないですかね? 例えば、出産のために実家に半年ほど帰るのでその間はリモートワークで対応するとか。
あるかもですね。最近だとオンライン会議でも、相手の人のお子さんの泣き声が聞こえてきたりしますもんね(笑)技術的には可能なので、あとはもう会社ごとのルールや方針次第ですよね。楽天はかなり寛容だと思いますけど、東京以外の地域に引っ越したりして仕事しているという人は私の周りにはいないかな。

 

将来についてアレコレ

ちなみにアヤメちゃんは将来どういう仕事をしたいと考えているんですか?
オリンピック前は某大手広告代理店とかで働いてみたいと思っていましたね、今は少し考えは変わってしまいましたが(笑)。いまはキャリア教育とか、観光系の仕事に興味があるんですが、今日のお話を聞いてもう少し総合的に考えてみてもいいかなと思いました。
おー!でもそこでぱっと某大手広告代理店の名前が出てくるということは、やっぱり少し東京ブランドみたいなのは気になるところですか?
実はそうなんですよ(笑)。

岡山にも広告代理店はあるのですが、あえてそこに入ったとしてもその後のキャリアがうまく想像できなくて。それに、どうしても「あえて」そこに行く――「あえて」という言葉を使ってしまうんですよね。もしかしたらそれが無意識のブランド意識なのかもなと思って……我ながらダサいなって(笑)。

ちょっとでも興味のある業界があるのなら、とにかく踏み込んでみるってのも全然ありですけどね!私も最初社会人になって、自分のやりたいことがわからないまま、周りに流されて就職して、社会人になってからきちんと自分のやりたいことってなんだろうと考え始めたので。

でも今ここでやりたいことができているので、とにかくやってみてからでも全然遅くないと思います。

 

今度こそ本当におしまい

では、今度こそ本当におしまいということで最後に皆さん一言ずつどうでしょうか。
私は自分の会社を褒められるような会社に行きたいと思いました。みなさんのように自分の勤めている会社を良い会社だよ!といえるのはすごく素敵なことだなと思いました。自分もそんな会社を選べるように就活頑張っていきたいと思います。本日はありがとうございました。
今日は貴重なお時間ありがとうございました。いまはいろいろ迷いがあると思うのですが、もしやりたいことがあるのであればブレーキ掛けずに、欲求に素直にやりたいことを突き進んでいってほしいと思います。突き進んだ先に見えるものがあるし、東京に出てもいつでも岡山に帰ってこれるから大丈夫!くらいの気持ちとフットワークでいきましょう!
アヤメちゃんの話を聞いていると、いままで自分が真剣に考えたことないような問いが湧いてきて自分を見つめ直すいい機会になりました。

私もさっきマキさんがおっしゃってた通り、もし働きたい会社がたまたま東京にあるのなら、いつでも岡山には帰ってこれるので、一回東京に踏み込んでみてほしいし、私が同じ立場ならそうするかもと思いました。岡山が若者の流出を憂いているのであれば、アヤメちゃんが地元に戻ればむしろ大歓迎されるはずなので!(笑)恐れずにいろんなことにチャレンジしていってください!

 

一同  お疲れ様でした~!

この記事見るなら是非読んで!

TOP