ラックの製造・設置で物流の基盤を作る・和研ハーディ株式会社

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公開日 2024.04.16

「昨日注文したインテリアがもう届いた!嬉しい〜!」

 

ポチっとしたものがすぐに届くネットショッピングは本当に便利で感動してしまいます。

 

あの快適さを裏で支えているのが”物流”ですが、配達を担う運送だけが物流の仕事ではありません。「荷物を保管する」という超重要な仕事が、実はあるのです!

 

今回は大量の荷物保管には欠かせない”ラック”の製造・販売を行う和研ハーディ株式会社さんに話を伺ってきました。

普段はなかなか見られない企業相手の仕事の魅力、ぜひ感じてください!

 

知れば納得!物流を支える縁の下の力持ち

★和田さん
専務取締役。代表の補佐を行いながら、幅広く業務にあたる。
★加治屋さん
営業部。入社3年目の25歳。お客様のニーズを汲み取りながら商品を提供している。
★小林さん
営業部。転職で入社し、現在2年目。加治屋さんとは大学の同期で、加治屋さんに誘われて和研ハーディに入社した。
★大垣さん
営業補佐。入社3年目。事務作業などを通して営業のサポートを行う。

 

物の保管のエキスパート

まず、和研ハーディさんの事業について簡単に教えていただけますか?

 

はい。弊社は主に物流保管設備を取り扱う企業です。

 

AmazonやZOZOTOWNといったeコマースサイトを利用するときのことを思い浮かべてください。ポチっと注文すると、素早く私たちの手元に商品が届きますよね。あれは、企業が大量の在庫を一か所にまとめて保管・管理しているから可能になることなんですよ。

 

その大量の商品の保管に欠かせない「ラック」の提供を、弊社は担っています。

 

物流倉庫に欠かせないのがこうした保管ラック。

 

コストコのような倉庫型のお店では、搬入された商品がそのまま並べられていますね。あのような商品の保管ラックも、実は弊社では取り扱っているんですよ。

 

えぇー、そうなんですか!

 

他にも、書類やファイルの保管設備の提供も行っています。みなさんの身の回りにあるものだと、大学附属図書館にあるようなハンドル式移動ラックも弊社の製品ですね

▶VRの岡山展示場で和研ハーディさんの製品を見てみよう!

 

こうした保管用ラックの存在が、私たちの快適な生活につながっているんですね。

 

そうなんです。

 

それに、販売だけでなく、お客様のニーズに応じたオーダーメイド品の製造や商品選定のお手伝い、それから実際のラック搬入・設置まで行います。

 

設置まで!

 

はい。保管場所の広さやお客様の業務などの情報をもとに「この部屋にどうラックを置けばお客様は使いやすいか」を考えることが大切です。

 

弊社は、官公庁や物流倉庫、運送業の会社など、様々なお客様に商品を提供しています。物を保管するのか、搬入・搬出するのかによって提供する商品や配置は変わってきます。それぞれのニーズに柔軟に対応しながら、サービスを提供しています。

 

なるほど、ただ商品を提供するだけでなく、お客様に合わせて幅広く対応されているのですね!

 

お客様に親身に寄り添うことで生まれる強み

より大きな規模の同業他社さんがおそらくいる中で、和研ハーディさんならではの強みはどんなところにあるのですか?

 

中小企業だからこそ実現できるスピード感ですね。

 

大きな会社では、営業部や設計部、施工部が異なる場所に置かれていることが多く、仕事を依頼するうちにどうしてもタイムラグが発生してしまいます。

 

しかし弊社では、営業が実測に行ったその日のうちに設計部が図面を描き、料金の見積もりを出すことができるんです。また小さな工場も併設しているので、商品によっては自社で製造することもできます。スピード感のあるレスポンスが、弊社を選んでいただくメリットだと思います。

社内の工場でも製造できる。

全体がコンパクトでまとまっているからこその強みですね!

 

それに、柔軟な対応力も強みですね。

 

たとえば、かなり難しい要望があった場合でも、私たちは「できません」と即答しません。実現させる方法を必ず模索してから回答しています。

 

また、弊社は実はラックだけでなく机やブラインド、蛍光灯やカーペット、それに壁クロスなどのオフィス設備なども取り扱っています。お客様のニーズを汲み取り、「こんなことも実現できますよ」と幅を利かせた提案をすることを意識しています。

 

お客様を大事にしているからこそ生まれる強みなんですね!

 

そうですね。「人に寄り添う」ということは、弊社の根本にある価値観です。

 

お客様の状況に合わせて提案をし、求められている内容やスピード感を見極めて仕事をすれば、自然と私たちのことを選んでくださると思っています。

 

また、その価値観はお客様だけでなく社員に対しても共通です。オンラインコミュニケーションツールが広がった今でも、仲間との対話や声かけはやはり重要ですし、周囲を気にかけ他者を思いやる行動を大切にしたいと思っています。

 

和研ハーディで働く魅力

気さくな社長、距離の近さ

ここからは、社員のみなさまについて話を伺わせてください思います。みなさんはどうして和研ハーディに入社しようと思ったのですか?

 

私の就職活動の軸は「お客様に何かを提案する仕事がしたい」でした。そのため、和研ハーディの「限られた空間で、お客様の業務効率を上げるよう考えて提案する」という仕事内容には惹かれましたね。社長・三宅の気さくな人柄も入社の決め手でした。

 

私も、入社の一番の決め手は社長でしたね。面接の時が初面会だったのですが、とても明るくて喋りやすかったのが印象的でした。

 

入社後も社長との距離の近さには驚きましたね。社長といえば遠い存在だというイメージがあったのですが、弊社は中小企業であることもあり社長とコミュニケーションがとりやすく、直接意見を聞いたり指示を貰ったりしやすいんです。

 

わかります。僕も社長との距離の近さには驚きました(笑)。

社長の気さくさに驚いたと全員一致。

入社して気づいた魅力や、入社前とのギャップはありますか?

 

新入社員でもいろいろな仕事に挑戦させてもらえるのもいい所だなと感じています。営業とはまた違う、SNS運用やホームページ修正の仕事も任せてもらえていて嬉しいです。

 

休みが取りやすいのも魅力だと思います。僕には子どもがいるのですが、急な体調不良で休みを取りたい時にも対応してもらえて、とても助かっています。

 

私は髪色やネイルが自由なところが嬉しいですね。でも、そうした社風というのは会社説明の時に聞いていたので、いい意味であまりギャップがなかったですね。

 

みなさんの距離の近さや柔らかい雰囲気を感じました。人間関係の良さと働きやすさが伝わってきます。

 

やっぱり社会人になると、家族や友人よりも社員と一緒にいる時間の方が長いですよね。それなら楽しく仕事ができる環境が一番大事だなと思うんです。家族や身内に自慢できる会社を目指しています。

 

”最初から最後まで”の達成感

みなさんは普段どんなお仕事をされているのですか?

 

私たち営業は、外回りをしてお客様と直接会うことが多いですね。商品の営業はもちろん、現地で計測も行います。計測後はその結果をもとにご提案を組み立て、設計部に依頼します。最終的にお客様の現場への納品・設置が完了するまでやり取りしますよ。

 

弊社の営業部では各人に一日の行動予定が任されているので、自分で考えながら仕事を決めて動ける自由さがあります。

 

営業補佐の私は、社内でデスクワークをすることが多いですね。お客様に見積もりや納期に関する連絡をしたり、パートナーの製造会社に注文をかけたりしています。お客様や工場とのやり取りが円滑に進むように営業のサポートをするのが、営業補佐の役目です。

 

今までで印象に残っている仕事はありますか?

 

僕は初めて営業が成功したときのことが印象に残っていますね。当時営業見習いだった僕は、先輩に付き添ってもらいながら50社ほどの企業回りをしていたんです。ですが、行く先々でお断りされて、すっかり凹んでしまっていました。

 

しかし、その後1社だけ興味を持ってくださる企業さんと出会うことができたんです。それから何度も通って話を突き詰めたことで受注につながりました。嬉しかったですね・・・・・・。

 

この仕事を納品までをやり遂げたときの達成感は、言いようがないほどでした。やっぱり最初から最後まで関わりつづけるからこそ、やりがいは大きくなりますね

大変なこともあるけれど、その分喜びが大きいと話す小林さん。

ちなみに、営業というとグイグイ話す人が向いているようなイメージがあるのですが、実際はどうなのでしょうか?

 

一人ひとり得意なことや性格は違いますし、お客さんによってもコミュニケーション方法は変わります。だから、それぞれに合った営業スタイルがあるのだと私は思いますよ。

 

自分から商品をどんどん提案してお客様のニーズを見つけていくこともあれば、まずお客様の話をしっかり聞いて提案をし、信頼を築き上げていくこともあります。自分にあった営業スタイルを見つけることお客様の状況を見極め対応する力を身に着けること、この二つが大切です。

 

なるほど、勉強になります!

 

人を大事にする和研ハーディのみなさんからあなたへ

学生時代の過ごし方についてアドバイスはありますか?

 

今の仕事は幅広い年代の方と話すことが多いため、大学時代にもっと多くの人と関わってコミュニケーション能力を磨いておけばよかったなと感じたことがあります。

 

僕は今、コミュニケーション能力を伸ばしたいという思いから、もともと趣味だったオフラインのゲームでユーザーさんと会って話す機会をつくっています。幅広い年齢層の方に自分から話しかけに行くという経験が、実際に仕事にも活きているなと感じています。

 

会社に入ってからでも遅くはありませんが、学生時代の方がいろいろなことに挑戦しやすいと思います。バイトでもゲームでも何でもいいと思うので、たくさん経験してコミュニケーションの幅を広げていれば、あとから自分のためになるかもしれません

一見仕事に関係ないような経験でも、そこで培ったコミュニケーション能力が活きてくると話す加治屋さん。

最後に、これから自分の進路を考えている若者へのメッセージをお願いします。

 

挑戦をしていれば絶対失敗があるので、失敗を恐れないでください。大事なのは、失敗から成功につなげることです。

 

僕は知識がゼロに近い状態で会社に入って、分からないことだらけで悩んだ時期がありました。でも、「分からない」は「これから何かを知れるチャンス」っていうことだと思います。新しいことを覚えた喜びや、昨日できなかったことが今日できるようになった嬉しさを大事にしてくださいね。その気持ちさえあれば大丈夫だと思います。

 

分からないことを分からないままにしないことが大切だと思います。入社3年目の私でもまだ分からないことがたくさんありますが、その都度先輩に聞けば優しく教えてもらえます。恐れずにどんどん質問してください。応援しています。

 

「働く」ということが少し具体的に見え始めた気がします・・・・・・!みなさん、ありがとうございました!

社内見学もさせてもらっちゃいました。ぜひ皆さんも展示場に行ってみてください♪

 

 

(編集:北原泰幸、有澤可菜)

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