自分で考える子どもを育てる学習塾経営者・安永吉光さん

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この記事では、自分から学ぶ姿勢を育む学習塾を経営している・安永吉光(やすながよしみつ)さんからお話を伺っていきます!

 

学習塾をはじめたきっかけ

もともとは、医学部を受験するための予備校の運営をしていました。そこで生徒指導や志望校を選んだりと実際に受験を見ていくなかで、何が合格・不合格を決めるかっていうと、実は偏差値ではなく、自分から学んでいく姿勢が一番大きいことが分かったんです。

 

でも、予備校だとどうしても浪人してからの教育になるから、小学生くらいの頃からそういう自分から学ぶ姿勢をつくる教育ができたら、みんな勉強に苦しまなくていいんじゃないかなって思ったのがきっかけです。

それで、今から7年前に独立をしました。

 

 

――安永さんの塾ではどんな授業をしているんですか?

 

うちは授業の内容として「教える」っていうことはあまりウエイトを置いてないんですよ。

自分で学びたいものを見つけて、それをどんどん深掘りしていくことを大切にしてほしいなと思っていて、それで難しい問題に直面したり、色んな壁が出てきたらフォローしていく形をとっています。

 

活動へのこだわり

――今の活動や教育に対してのこだわりは何かありますか?

 

「自分の人生の主役は自分自身だよ」ということで考えられるような子どもに育てることです。

 

「自分で考えてごらん」と言って、やってみる。「失敗してもいいからやってごらん」と言うなかで、自己肯定感って生まれてくると思うんです。

本当の自己肯定感は、失敗しても大丈夫って思えるのが自己肯定感だと僕は捉えています。やってみて失敗したら、次頑張ろうぜって言ってあげられる環境、背中を押してあげることが大事だなと思っています。

 

――人生の主役は自分自身、まさにそうですね!

 

「人生の主役は自分自身」っていうのは、一歩間違うとわがままになりそうなんですけど、そうじゃなくて。

本当に突き詰めていくと、自分のやりたいことを通したい時には、色んな人の協力が必要だってことが分かってくるんです。色んな人たちの協力のもとで成り立っていることが分かると、自分のやっている活動が社会に影響を与えているかが分かってくるようになるので、結果的に「みんなのために」ってなっていくんです。

 

自分の人生の中を自分で舵取りができるようになると、色んな人に良い影響を与えられるようになる。そうすると最終的には、世界平和みたいなところまで話は大きくなると思います。

 

 

――安永さん自身の葛藤や何かを乗り越えた経験はありますか?

 

会社経営をしていると、どうしても失敗したなとか、思うようにならなかったりすることがいっぱいあるんですよ。でも、それをいちいち落ち込んでいるとキリがないんです。

次もまた問題が出てきちゃうから落ち込む暇がないんですよね。それでも失敗をしながら乗り越えていかないと経営ってなかなかうまくいかないところもあるし。

 

あとは学習面でいうと、僕、実は第1志望に受かったことってないんですよ。でも、それが結果的にそれでよかったなと思っていて。浪人したときに出会った先生がきっかけで、今の仕事をやろうって思ったので、浪人していなかったら多分、この仕事を選んでいないんですね。

でも、教育をやっていなかったと思うのを考えると、浪人してよかったなとも思いますし、わりと今までやってきたことの全部に意味があるなと思っています。

 

――その出会った方はどんな方だったんですか

 

予備校のいわゆる予備校の派手派手な先生で、授業が面白かったんです。現代文の先生だったんですが、現代文の入試問題って、哲学やその時代の思想だったりが問題文に出てきて、それを解説してくれることで腑に落ちたり、「そういうことを言っているのか!」と発見があったりと、勉強する楽しさが分かってきたのは、その先生のおかげだと思いますね。

 

今後したい活動

お父さん・お母さんに対しての教育はやらないといけないなと強く思っています。

「失敗しても大丈夫」っていうのはお父さん・お母さんがまず実感しないと、子どもに失敗させないようにどうしても先回りしてしまうので、親の意識を変えることが必要だと思っています。

 

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